OBD2データで燃費を記録する
車両から取得できる燃料・エンジン情報とともに走行セッションを記録し、情報源と入力条件を確認しながら結果を見直せます。
燃費セッションに記録できる内容
OBD CANでは、アイドリング時の燃料消費率、瞬間・平均燃費、使用燃料量、走行距離を表示できます。アプリは燃料の種類と取得できる標準OBD2データを確認します。ECUが有効な燃料消費率を報告する場合は、その値を優先します。利用できる読み取り値に応じて、エアフローメーター、または吸気圧とエンジン回転数、吸気温度、排気量、体積効率の設定を使って推定する場合があります。結果を適切に解釈できるよう、選択した情報源と関連する読み取り値は保存記録とCSVに含まれます。
これらは車両データをもとにした値であり、校正済み燃料計の測定値でも、実燃費の正確さを保証するものでもありません。必要な信号を提供しない車両もあります。推定値は排気量、燃料の種類、体積効率の設定が正しいことにも左右されます。入力が不足した場合や接続が切れた場合、アプリは計算を未完了、利用不可、中断として表示することがあります。
記録の開始と終了
- ログインして燃費記録を開き、対応するBLE OBD2アダプターを車両に接続します。
- 基本パラメーターでエンジン排気量と体積効率を確認します。必要であれば自然吸気またはターボの簡易プリセットを選び、車両の仕様と照らし合わせて値を確認してください。
- 記録を開始すると、アプリが燃料とセンサーに関するデータを確認します。燃料の種類を判定できず確認が必要な場合は、続行する前にガソリンまたはディーゼルを選択してください。
- 車両が動作中のリアルタイム値を確認します。終了したらセッションを停止してください。接続が切れると早期終了し、記録が中断と表示される場合があります。
- 保存済み記録を開き、概要と利用できる値を確認します。データを表示言語に合わせたCSVとしてエクスポートし、表計算ソフトで確認できます。
例:同じ通勤ルートを比較する
通勤時の燃費傾向が変わったか調べるため、交通状況、荷物、天候が似た2日に同じルートを記録します。各記録で報告された情報源、平均燃費、距離、入力状況を比べます。計算方法や主要な入力値が違う場合は、比較の前に設定を確認してください。同じルートを比較しても、機械的故障や給油ごとの正確な燃費は証明できません。交通状況や推定の限界も残ります。
レポートを解釈する
平均燃費は累積燃料量と距離から算出され、瞬間値は車両の状態によって変化します。比較前に単位、計算元、タイムスタンプ、データの状態を確認してください。差は交通状況、信号の取得状況、設定による場合があります。値は推定として扱い、精度が重要な場合は別の方法でも確認してください。
利用条件とプライバシー
記録にはログイン、対応するBLEアダプター、取得可能な車両データ、有料メンバーシップが必要です。アダプターは別売りです。iOSは従来型BluetoothとWi-Fiアダプターに対応していません。燃費記録はアカウントごとに端末内へ保存されます。保存済みレポートを開いても新しい値は読み取られず、履歴がクラウド同期されることもありません。
よくある質問
燃費を取得できないのはなぜですか?
車両、燃料の種類、選択した計算方法で有効な入力信号を取得できない場合があります。レポートの状態、設定、アダプターの接続を確認してください。
給油機で燃料を測定しますか?
いいえ。ECUの値または推定値を表示するもので、実際に給油した量ではありません。