OBDデータを使った車内騒音モニタリング
車内の音が出たり消えたりすると、状況を説明しにくいことがあります。OBD CANはスマートフォンのマイクで音量を記録し、取得できる場合は車速やエンジン回転数と組み合わせます。レポートでは走行条件ごとに観察内容を整理しますが、機械的な故障箇所を特定するものではありません。
OBD CAN・機能ガイド
記録で確認できること
アプリは車内の音量を表示して記録します。レポートには時間、サンプル数、統計値のほか、OBDサンプルが十分にある場合は速度帯または回転数との比較が含まれることがあります。記録した音が報告された速度や回転数の範囲によって変わるかを確認できます。スマートフォンは校正済み騒音計ではありません。端末の置き場所、ケース、窓、換気、同乗者、路面が値に影響します。
記録の作成方法
- 対応するBLE OBD2アダプターを接続し、ログインして端末を固定します。騒音分析にはPremiumメンバーシップが必要です。
- 騒音検出を開き、マイクの使用を許可します。接続中のOBD情報から取得可能な車速と回転数が補足情報として使われます。
- 静かな基準状態に近づけるには、窓を閉め、オーディオを停止し、ヒーターやファンを切ります。端末は毎回同じ位置に置いてください。
- 「検出開始」をタップし、終了するときに「検出停止」をタップします。走行中は端末を操作せず、同乗者に頼むか、安全に停車してください。
- 概要と利用可能な速度・回転数の比較グラフを確認します。保存したセッションは診断履歴から再度確認できます。
例:断続的なビビリ音を記録する
荒れた路面で内装のビビリ音がよく聞こえるとします。スマートフォンを固定し、安全に走行して記録した後、概要と速度帯のグラフを確認します。同じような条件で別の記録にも傾向が見られれば、両方の観察結果を整備工場に共有し、点検を依頼してください。音の傾向だけでは、内装、ホイール、サスペンション、エンジン部品のいずれかを特定できず、故障と路面騒音やマイク位置の違いを区別することもできません。
対応条件と制限事項
マイクの使用許可、接続済みの対応BLE OBD2アダプター、ログイン、Premiumメンバーシップが必要です。OBDの車速と回転数は読み取り可能な場合に限り表示されます。比較グラフがない場合もあります。スマートフォンのマイクは機種によって異なるため、dB値は相対的な観察値であり、認定測定値や診断ではありません。
よくある質問
アプリが自動的に騒音箇所を見つけますか?
いいえ。音量を記録し、取得可能な速度や回転数と比較できますが、部品や音の発生場所は特定しません。
校正済みのdB測定として使えますか?
いいえ。スマートフォンのマイクと置き方によって値が異なります。似た条件での記録を比較するために使い、規制への適合確認や専門的な音響測定には使用しないでください。
速度または回転数のグラフがないのはなぜですか?
車両またはアダプターから値を取得できないか、比較に十分な有効サンプルがなかった可能性があります。音の記録自体の概要は確認できる場合があります。